伊葉の俳句四季

”薄墨さくら” のある西法寺 (松山市下伊台)

薄墨の綸旨かしこき桜かな  極堂

昭和27年4月西法寺の山門前に、柳原極堂翁の直筆による極堂の句碑が建立きれた。

振り返り見る故里の山粧う  立城

昭和46年10月24日、西法寺の入口、地蔵尊前の庭に、伊台出身中野甚三郎俳号 立城氏の直筆による句碑が建立された。

なる鐘の音よき日なり初桜  春甫

昭和41年9月に西法寺の本堂の西がわに衆松春甫氏の句砕が建立きれた。この句の作者乗松救氏は、明治32年~36年頃の伊台村長であった。晩年は、俳句に心を傾けて、春甫と号した。(以下の写真は西方寺の山門と句碑

西法寺HPより https://saiho-ji.or.jp/

      

ここの桜は伊予薄墨と名付けられ松山市指定天然記念物で本堂前にあり名桜として親しまれています。